本光寺案内 法話

「妙」の一字

 「妙」の一字は、全ての人間に美しさや優しさを観ていくことを意味しています。「開」とは、これを開花させることです。
 よって「開」は、すでに「妙」があることを暗示しています。
 そこで日蓮聖人は「妙」を「開」と表現され、「蘇生」の意味があると示されました。
 東日本大震災から5年です。私たちは、この辛く悲しい体験から多くを学びました。復興はまだまだですが、合掌して「蘇生」を祈り、笑顔という「妙」なる花を開かせていきましょう。

『法華題目鈔』
 このご遺文は、日蓮聖人が房総方面を布教されたおり、清澄寺にて述作されたものです。
 四番の問答で形成され、お題目の功徳と利益が詳述されています。
 なかでも「妙」の一字から、その意味を掘り下げられ、「妙」による信仰のあり方を繰り返し述べています。
 また女性の信仰の姿について多くの紙数を使っていることから、女性に宛てられた著述であると考えられています。
文永3年(1266)
聖寿45歳

  • 法華題目鈔
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