本光寺案内 法話

約束の大事

 私たちの生活のなかには、多くの約束事があります。
約束は、お互いに尊重し認め合う関係によって成り立ちます。そこに信頼が生まれ、安穏な社会への道が開けるのです。
 たとえば、交通ルールで考えてみましょう。このルールは一方的に決められているように感じますが、これによって快適な通行が保たれているのです。約束は守るものであると同時に、みんなを守ってくれるものです。

『上野殿御返事』
 この御遺文は、南条時光公からの供養の品に対する書状です。
 日蓮聖人は、供養への感謝を述べられ、この功徳によって父の菩提が弔われ、供養者は諸天善神の守護が約束されることを示されました。
 この先、どのような大難があっても信仰を捨てることがなければ、父の精霊は成仏し、その後、父の守護をいただけます。難儀なことがあっても喜びと感じるような信心を結びなさいと訓戒なさっています。
建治元年(1275)
聖寿54歳

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