八つの風 人の心を動揺させるものに利・衰・毀・誉・称・譏・苦・楽の八つがあり、それを風に譬えられています。 そして、これらの風が吹いても、平常心を保てる人間のことを賢人と呼ぶとされます。 ですから賢人とは、どんな時も人として謹み深く、他者を敬うことのできる美しい心の持ち主のことです。 諸天善神は、このような人の心に住まわれ、その人を守護し、正しく導いて下さるのです。 『四条金吾殿御返事』 このご遺文は、四条金吾公からの供養の品々と書状に対する返書です。 金吾公は実直至誠の人柄でした。それが時に、主君から誤解されたり、同輩から妬まれたりしました。 日蓮聖人は、歴史的な事例や身近な事柄を示され、たとえ誤解や、妬みがあろうとも《八つの風》に惑わされることなく、美しい心を持ち、正しく祈れば、状況は必ず好転すると諭されています。 建治3年(1277) 聖寿56歳 前の法話へ 法話一覧へ 次の法話へ
八つの風
人の心を動揺させるものに利・衰・毀・誉・称・譏・苦・楽の八つがあり、それを風に譬えられています。
そして、これらの風が吹いても、平常心を保てる人間のことを賢人と呼ぶとされます。
ですから賢人とは、どんな時も人として謹み深く、他者を敬うことのできる美しい心の持ち主のことです。
諸天善神は、このような人の心に住まわれ、その人を守護し、正しく導いて下さるのです。
『四条金吾殿御返事』
このご遺文は、四条金吾公からの供養の品々と書状に対する返書です。
金吾公は実直至誠の人柄でした。それが時に、主君から誤解されたり、同輩から妬まれたりしました。
日蓮聖人は、歴史的な事例や身近な事柄を示され、たとえ誤解や、妬みがあろうとも《八つの風》に惑わされることなく、美しい心を持ち、正しく祈れば、状況は必ず好転すると諭されています。
建治3年(1277)
聖寿56歳